# 066

レポート1;訳
  もううんざりの世界
おれは愛と悲しみの世界の人間だ、ここでは逃げるということが運命のねじれなのだ、ここでは死は生きるための糧だ、与えるなんてことは聞いたこともない才能だ、おれは二つに分かれた橋の世界の人間だ、そしてここでは川は化学物質が隠れたただの流れでしかない、おれは空が汚染された便器である世界の人間だ、そして刑務所が唯一の解決法だ、人に与えるということが人を殺すことである世界、そして何も意見を述べようとしない、おれは王と大統領の世界の人間だ、真実がコントロールされているという証拠は無い、魂の自由、寒いが時はたつ、おれはもううんざりの世界の人間だ、金持ちと貧乏人の世界、デブと飢えた人間の世界、子供達が飢えている、他の人たちが休日の食事を分け合っている一方で子供達は飢えている、おれは銃やナイフのような形をしたおもちゃが子供達が心底喜ぶ贈り物である世界の人間だ、皆がお前らにサンタクロースを信じるように言う世界、しかし自分を信じろとは言わなかった、おれはおまえら自身を愛している、俺は秩序の世界の人間だ、そして無秩序の、バツ線が銃の照準であることを意味した世界、安全が殺し屋の目から見た夜である世界、おれは注ぐ光のもとにさらされた、おれたちみんなやっていけるのか、おれはこの世界の人間だ、もうどうでもいい世界の人間だ、二百の夏の慣習を破った何百万人もの人たちの世界、貧乏人と一般の人たちの世界、一部の人達や最も上流階級の人達との境界線、秘密の女性社交クラブと会員のみ、老人達が孤独に死ぬ世界、おれは傷ついた壁の世界の人間、墓が作られる間に地球温暖化が警告段階にきている、最後の日は近いという警告、しかしだれも聞こえていない、皆が何も知らない中で、ただあなたが身にまとうものはあなたの髪を染める毒、そしてそれが大気圏に穴を開ける毒、オゾン層、もうおちゃらけた人間でいたくない、おまえらみんな心配しているのは点数のことだ、おれはこの世界の人間だ、もううんざりの世界の人間だ。


レポート2;予防と健康ブロックに関係することについて オゾンホールについて
オゾン層は、地表約20kmから40km上空で、地球を取り巻く成層圏にあり、太陽光に含まれる有害な紫外線(UV−B)の大部分を吸収し、私たち生物を守っていることから、地球の宇宙服と呼ばれている。 しかし、冷蔵庫やエアコンなどの冷媒に使用されているフロンガスが大気中に放出されることにより、オゾン層の破壊がほぼ全世界的規模で進んでいる。その結果として、地上に到達する有害な紫外線の量が増え、皮膚ガン、白内障などの疾患や作物の生育や水生生物に悪影響を及ぼすと言われている。
フロンとは、メタン、エタンなどの炭化水素中の水素を塩素やフッ素で置換した化合物の総称で、日本だけで使われている用語であるフロンは、オゾン層を破壊する力の強いCFC(クロロフルオロカーボン)とその代替物質であるオゾン層破壊の効果が小さいHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)や全く破壊しないHFC(ハイドロフルオロカーボン)等がある。
また、この代替フロンについても、地球温暖化に影響があると問題になっている。 これらの物質は、毒性がなく、化学的に安定で燃えなく、揮発性が高い等の便利な性質を持っており、冷蔵庫などの冷媒、半導体などの精密な部品の洗浄剤、ウレタンフォームなどの発泡剤として幅広く使用されている。 また、オゾン層を破壊する物質には、このほか消火剤として使用されるハロンや土壌くん蒸や検疫くん蒸に使用される臭化メチル等がある。
 CFCは1995年末に生産規制により全廃となったが、過去に生産され、フロン使用機器の中に充填されたかたちで残っているものについては、そのフロンを回収し破壊処理しなければならない。
オゾン層の破壊は、熱帯地域を除き、ほぼ全地球的に進行しており、特に高緯度地域でオゾン層の減少率が高くなっている。
 南極域上空では、冬から春にかけて南極上空を取り巻く極夜渦と呼ばれる強い渦状の気流が安定的に生じるため、冬期には極めて低温になり、極域成層圏雲と呼ばれる雲が生じる。CFC等が分解してできた塩素や臭素は、この雲の粒子表面での反応で活性度の高い状態に変換される。そして、春(9月〜11月)になって日が当たるようになると、これらが分解して塩素原子や臭素原子を生成し、オゾンの破壊反応が進行しやすくなり、オゾンの量が大きく減少する。この減少の生じた領域がオゾンホールと呼ばれている。 1985年に英国のファーマンらによって南極上空のオゾンホールについて報告されて以来、毎年南極上空でオゾンホールが観測されており、1997年においても、最大規模であった過去5年間と同程度のオゾンホールが出現している。
北半球高緯度域においても、年によっては大規模なオゾン減少が観測されるような拭況になっている。
オゾンホールに関する疾患
 最近数年でなかでも、激増ぶりが目立つのはアトピー性皮膚炎である。患者数では、全家庭の四軒に一軒がアトピー患者を抱えるといわれるほどに蔓延し、アトピーの症状の重症化や罹患年齢の高齢化など事態はほとんど世紀末的な様相を呈するに至っている。

こんなにまでアトピー激増の理由は、最近、新聞・テレビなどのマスコミで盛んに報道されるようになった、「フロンガスによるオゾン層の破壊」が主な原因である。オゾン層が破壊されると紫外線が地上にダイレクトに大量に降り注ぐようになり、紫外線が発生させる活性酸素が体の中で大暴れをするようになる。その結果がアトピーであり、皮膚癌なのである。
大気の汚染について
現代社会で快適な文化生活、高度な生産活動のためには、必然的に化石燃料の大量消費を必要としている。
これら化石燃料をエネルキー源として用いる場合燃焼過程でCO
2、NOx、SOx等が生成されていく。
ここに、エネルギーの消費は排出ガスや有害排出物資などの大量放出を意味しており、大気汚染、環境汚染、人体への影響、地球温暖化といった大きな社会問題を引き起こす原因となっている。

大気汚染の人体影響

最大のtargetは呼吸器系

慢性閉塞性肺疾患(COLD)の有症率、有病率が大気汚染の健康影響の指標に

大気中に排出されているガスや粉塵等などと主な健康障害
二酸化硫黄と気管支炎、上気道炎   四日市喘息

一酸化炭素と中枢神経機能低下(頭痛、めまい
二酸化窒素と肺気腫

浮遊粒子状物質とベンゾピレン、クロム、ニッケル、アスベストと肺癌